訪問看護師の一日

出勤

出勤したら、今日の訪問の準備をします。

といいながら、みんな始業ギリギリに出勤！なのに、なぜか遅刻しないのは七不思議のひとつ(笑)

朝礼、ミーティング

昨日の訪問内容や今日の予定などなどひとりひとり報告。その他の報告や相談も含めて、全体で情報を共有します。

５分で終わるときもあれば、15分以上かかることも。。。

出発

準備を整え、いよいよ！おひとり目の訪問に出発。

おひとり目の訪問（Aさん　服薬管理）

今日の体調などお話を聞きながら、バイタルチェック。

体調に問題がないようなら、

お薬カレンダーに飲み忘れがないかチェックしならが、次の１週間分の定期薬をセットしながら、ご本人とも一緒に確認していきます。Aさんはデイサービスにも通っておられるのでデイサービスで服薬する分は別にファイルにセット。

利用者さんとお話ししながらお薬をセットしていると、あれ？？　どこまでセットしたっけ？？~_~; となることもあります。っが、そんな会話がケアのヒントや思わぬ問題発見につながることも。。。(^^)

おふたり目の訪問（Bさん　入浴介助）

Bさんの訪問看護内容は入浴介助です。

Bさんもまずは、今日の体調などお話を聞きながら、バイタルチェックから。

Bさんは洗体はご自身で行えるところも多いので基本、手の届かない背部を中心に介助します。過介助にならないように注意しています。とはいえ、お風呂場は滑りやすく、常に注意が必要。安全に、気持ちよく入浴できるように心がけています。

昼休憩

お疲れ様でした！

事業所に戻り、昼食タイムです。　午後からの訪問先によってはそもまま外で昼食をとったりもしますが、できる限り戻ってきて、他愛のない話、仕事の情報交換もしてくれています。

出発！午後からの訪問も頑張りましょう。

三人目の方の訪問（Cさん　点滴）　

Cさんの訪問看護の内容は点滴です。Cさんの場合は熱発があり臨時の点滴の指示があり、抗生物質の点滴を行います。

水分や食事の摂取、睡眠の様子、自覚症状やその経過をお聞きしながら、並行してバイタルもチェック。

点滴を準備、セットし、実施します。その間にご家族やヘルパーさんとの連絡帳に記入したり、必要に応じて主治医の先生に連絡したりと案外忙しかったりします。。。

抗生剤など臨時の点滴ではあまり困りませんが、定期で一定期間連続して点滴する場合には看護師さん同士で今日はどこの血管に刺入しました！と血管が傷まないように、刺入部を調整して実施しています。大変

四人目の訪問（Dさん　褥瘡処置と排便ケア）

Dさんの訪問看護内容は褥瘡処置と排便ケアです。

Dさんは５日間排便がない日が続いてたので、主治医に指示を仰ぎ、GE60mlを施行します。排便ケアが終わると次は仙骨部の褥瘡ケアです。洗浄水を用意し、主治医の指示に従い処置を行います。最後に業務用タブレットに患部の写真を撮り、患部の保護、下着やズボンをを履いていただいて終了です。

五人目の訪問（Eさん　状態観察の定期訪問）

Eさんは療法士によるリハビリをメインで利用しておられる方ですが、療法士だけでは目が届かないところも多く、１月に１回は定期訪問して、全身状態の管理や生活状況、その他困っておられることがないか？など広く情報を収集し、必要に応じて提案や助言、処置を行っています。

バイタルチェック、日常生活の状況などを傾聴します。Eさんは今回は足の爪に痛みを訴えておられ、巻き爪のようだったので、その処置をして終了です。

事務所に戻ってから、またミーティングなどで利用者さんの情報を担当の療法士と共有すると、療法士が聞いていた内容と違ったりして、やはり看護師さんが訪問する価値はあるようです。　療法士には言いにくいことがあるのかなぁ　汗