お年玉も今や渡すばかりになって、お正月の楽しみの中心はいまや「おせち料理」になってしまいました。

みなさんもお正月にはおせち料理を召し上がられたと思いますが、今回はおせち料理のことについてお話ししたいと思います。

みなさんよくご存じの通り、おせち料理は平安時代の宮中行事、一説には弥生時代にその起源をもつ感謝とお祝いのお料理です。

正月料理としてのおせち料理が庶民の間に広がったのは江戸時代だそうですが、それでもゆうに二百年の歴史があります。内容についてはいまさらながらで「釈迦に説法」といった感じですが、黒豆や数の子、田づくりに紅白なます、昆布巻きなどなど縁起を担いだ料理が多くみられますが、実際栄養価的にも良質なたんぱく質や炭水化物、カルシウムなどのミネラル、ビタミンなどが摂れ、低脂肪な健康食といえます。

元々のおせち料理は日持ちのこともあり濃い味付けだったようですが、最近では保存も容易になり市販されているおせち料理でも薄味で、この点も栄養学的には非常に評価されているようです。ただやはりこれも日持ちを考慮してかもですがバランス的には葉物野菜が少なく、これを補えればなお良いようです。

子どもの時あまり箸が進まなかったおせち料理も歳とともにそのおいしさが実感されます。

その実お屠蘇のおかげかもしれませんが…。

今年も一年まめに元気に暮らせるように噛みしめながらいただきたいと思います。

(理学療法士 丸山哲矢)